建主にとって、おそらく一生に一度か二度の最も高価な買い物が住宅です。これは買い直しのきかない代物です。また優れた住宅ほど、建築家、工務店、大工、職人たちが細心の注意と最大限の力を発揮しつくり上げてきたモノなのです。そこには、建主に一年でも一日でも長く快適に暮らしてもらいたい、と言うつくり手の思いが込められています。それをより完璧にするため、家を長持ちさせる手入れの方法について整理し、まとめてみることにしました。 |
![]() 長持ちさせる秘策は、平凡なことだが、手入れを怠りなく続けること。 ![]() ほんとにリツチな生活を築くためには、手入れは教育と知ることである。 ![]() 家は家族とともに育つ。引っ越し日が家づくりの始まりの日だ。 ![]() 自分が納得できる家を持つことが、家を長持ちさせる第一歩である。 ![]() 凹凸が少なく点検口を付けるなど、手入れをしやすい構造の家にする。 ![]() 雨対策に軒や庇を出し、風対策に配置を考え構造体を基礎にとめる。 ![]() 手入れの道具はできるだけ少なく、必要な場所にできるだけ近く。 ![]() 台所、浴室、便所等の部材や部品は、あらかじめ取り替えを考慮に入れておく。 ![]() 長持ちさせる秘訣は、一に点検二に修理、三に点検の繰り返し。 ![]() 毎日の汚れはその都度、水で洗い落とすと生地をいためない。 ![]() 洗面所の手入れは、まず水はねや湿気をこまめに拭き取る。 ![]() 浴室の耐久性を延ばすには入浴後できるだけ早く湿気を除くのがコツ。 |