葉山の家(雨音の聞こえる家)
周囲は30年ほど前に開発された分譲の敷地。海辺の町によく見られる道幅の狭い道のみのアプローチ。(42条2項道路)
結構、家が建て込んでいるので、他家や道路からの視線、プライバシーに留意し(緩衝帯しての庭、半外のテラス、を意識した。
自然力を最大限に利用した住宅。(夏の通風、冬の日当たり)
パブリックな部屋を2階に大きくとり、終の住まいとしての快適さ、別荘としての快適さを考えた。
家事が楽しく出来るように、中心にキッチンを配置。
外部はシンプルさの中に使いやすさ、楽しさを演出、内部は床、壁とも自然素材を採用して健康的なことも考慮している。
それでも、素材の使い方などを工夫してスーパーローコストの家である。
住宅の性能を確保し、シンプルをテーマにした、定年前後の夫婦の終の住まい外断熱、自然材料、バリヤフリーの住宅でもある。



延べ床面積・・・83.12平方メートル(25.14坪)
構造・・・木造在来2階建て
竣工・・・H20年 8月
施工会社・・・株式会社 マスノ
建築費・・・1243万円(家具込み、税、解体工事別)