H邸新築工事
30数年前に住宅を設計させていただいたクライアントの2件目の仕事(東京で長男氏の住宅も設計)
その家を次男氏に譲って、夫婦の老後を楽しむ終の住まいとしての住宅(親の介護の要素も有)
その要素を基礎に子供家族の集合の家としても考慮されている。
形態的には南北軒の出をたっぷりとった切妻屋根、トップサイドライト付平屋のシンプルな住宅である
内部計画・ シンプルな和室寝室と繋がる畳の部屋またその部屋と繋がる桧縁甲板床の寝室に収納充分な納戸、押入れの構成
大きめな畳床のリビング、ダイニング、繋がるキッチン、1ルーム方式の水周り、1周出来る部屋構成にの必要十分な収納
中央の位置のトップサイドライトは寝室、畳の部屋への採光、夏の熱気の排出の役目
外部計画・ メンテナンスの楽な外壁、鋼製サイディング(色彩計画)
屋根も鋼製平葺き、軽量と言うことで耐震計画も充分な計画。
仕上げ材は天然素材(床 桧、天井 杉板、壁 和紙)を使用、雰囲気と共に住環境性能を高めている。
断熱遮熱計画、換気計画、動線計画、省エネ計画、環境計画は十分に考慮され実行されている。
基礎断熱と断熱ペアガラスサッシュ、外壁、屋根(天井)断熱により、1ルームに近い約100㎡の住宅も十分なものとなっている
延べ床面積・・・ 97.30平方メートル(29.43坪)
構造・・・・・・ 木造平屋
竣工・・・・・・ H29年 10月
施工会社・・・・ (株)竹工建設 担当 鋤柄 稔
建築費・・・・・ 1.820万円(基礎、水路擁壁、敷地嵩上、解体 工事 別 (410万円))