N邸改装工事
40年数年前に建てられ20年ほど前に住宅から老人介護施設に改装され木造建物の住宅にもどす改装工事
三鷹市内の街道の住宅地のバス停の前という敷地条件である。
建物の資料がなく、以前に手を入れた所も工事状態が悪く、手を入れ難い工事条件ではある。
厳しい予算計画と言うこともあり低コストの材料、施工方法で計画した。(施工会社の協力を得ながら)
具体的には木が好きという事で杉板を天井と壁に効果的に使い、手を入れられない柱3本に大テーブルを絡ませて計画の制限部分を逆手にとって見せる部分の中心にすえた。
コストとの相談もあり今回は外壁の1部にしか手を加えてはいない。これも効果の大きな部分を最小限の工事である。
使いやすい動線と落ち着いた雰囲気づくりを先ず考え、キッチンの使い勝手、収納計画も充分考慮した。
条件の悪い改装の中、シニア世代の町のお茶飲みお喋りカフェという要素も持たせながら居間を計画。
自然と集まれる雰囲気を持った気持ちの良い空間に仕上がった。


延べ床面積・・・118.42平方メートル(35.82坪)
構造・・・・・・木造の2階建(1階部分の改装)
竣工・・・・・・H25年 5月
施工会社・・・・(有) オフィス ホソノ 担当 細野 
建築費・・・525万円(厨房器具、家具、税込み)追加工事他約10万
(画像撮影 細野)